「地元ツマラナイなぁ」と感じる地方出身の学生や若いアナタに今伝えたいこと

どうも、Qtaroです。

しばらく離れていた地元秋田県に戻ってきてから間もなく2年が経とうしています。
戻ってきたのが29歳、およそ10年振り。久々に戻ってきた地元での生活も落ち着き今思うことは

一度地元を離れて本当に良かった

ということ。

居続けた頃は深く考えることもなく”普通”だと思っていたことが、どれだけ「異常」なのか今ようやく見えるようになりました。この感覚は地元を離れたことによって得ることが出来た僕の大事な財産です。

そんな話と関連して今回は「なんか地元ツマラナイんだよな〜」なんて感じている地方出身の方に伝えたいこと、というテーマでちょっとお話してみたいなと思います。

少し固い内容でタイクツかもですが、地方(田舎)出身で自分の今の地元にイマイチ魅力が感じられない10代20代の方に読んで頂ければなと思います。

地方衰退の諸悪の根源は、地元民の「慣れ」

まず本題の前に「なぜ今地方がツマラナイのか?」という話を少ししておきたいと思います。

・・・ちなみになんでだと思います?
(もし良ければご自分の考えを持った上で読み進めてみてください)

僕の結論を先に言ってしまうと、今地方は多くの「慣れ」で成立ってしまっているからツマラナイ。そう考えています。

ちょっと意味分かんないと思うので、もうちょっと補足します。

長く居続けると「鈍く」なる

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同じ環境に居続ければその状況に慣れ、次第にそこにある違和感への感度が鈍くなるのが人間です。どういうことか?

例えば「え?バスタオルって毎日変えるの??」なんて会話を友だちとしたことはありませんか?「味噌汁にじゃがいもって入れることあるの??」なんて話題になったことはありませんか?

あるいは会社の勤続20年の先輩が毎日毎日不毛な作業をしていて、もしくはそれを任されて「この作業ホントに必要なのかよ…」と思ったことありませんか?

例えが意味不明で申し訳ないんですが要するに言いたいことは、人間普段いる環境に慣れると次第にそれが当たり前になり自分の状況・行動をどんどん客観視出来なくなってしまうということです。

地方の活気が失われる原因もそこにいる地元民の地元に対する「慣れ」の積み重ねが一番の原因であると考えています。

なぜ違和感・不満だらけの地方がいつまで経っても改善しないのか?

地方に感じる違和感なんてそれこそ数えきれない程あるはずです。皆さんも一つくらい何かしらの違和感もしくは不満を感じていると思います。

● なんで遊びに行くところこんな少ないんだよ!
● なんで東京みたいにオシャレで美味しいもの少ないの!
● なんでこんなに買い物不便なの!

とかとか。特に今は当たり前にネットが使えるので外の様子を見て自分たちの地元に違和感なり不満を覚えることは昔より多いはずなんですよね。

しかも多分それは特別なものではなく、おそらくみんな思っていること。

じゃあなんでいつまで経っても地元がイマイチな感じなままなのか?

違和感は解消するより、付き合い続ける方が「楽」

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カンの良い方はもう察してるかと思いますが。そうですね、多くの地元民が現状に慣れてしまうからです。

自分の環境に違和感を得た人も、時間と共にそれに慣れ、そのうちその事実を「飲み込む」もしくは「目を背ける」ようになります。

なぜそうしてしまうのかという理由はまさに先に話した通り。

同じ状況に居続けることで違和感のある状態が「普通」に限りなく近いところまで成り下がってしまい、変えるために労力を割くよりも決して最前とは言えない今の状況と付き合い続ける方が「楽」だと感じてしまうからです。

もちろんそうすることが自分にとって望ましいかどうかは各自の判断によりますが、それが先程話したバスタオル的な話であり、周りが疑問を感じてしまうようなタスクと付き合い続けることと同じ類いのものであることは言うまでもありません。

そしてそういった人で埋め尽くされた地方がどうなるかも容易に想像が出来ることかと思います。

これから地方が面白くなるために必要なことって何だろう?

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前置きが大分長くなりましたが、ここからが本題。

じゃあこれからそんな地方が面白くなっていくために必要ことは何なのか?正解はありませんが、今僕が一番必要だと感じているのは

違和感に正直で
そこに正面から向き合える人

の存在です。分かりやすく言うと

まぁ地元なんてこんなもんっしょ

ではなく

なんかウチらの地元ダメじゃね?

みたいな人。

もちろん若者に限らず現状の地方に何かしらの不満を感じ、違和感に正直になれる人であれば年齢は関係ないんですが。先に話したように長くいる程に状況に「慣れ」てしまうのが人間なので、人の出入りの「入り」が少ない地方では多くの場合若者がそれを担う必要があると考えます。

グチっても願っても、誰も変えてくれない

きっとそのうち凄い人が地元を劇的に変えてくれる

そんな感覚を持つことが出来るのは、違和感を得ているその瞬間・その人たちだけです。

若い世代がそれを願う先の多くはそもそもそんな違和感の存在は忘れています。地元に長く居座り、そこでの毎日に慣れ、今の自分の環境が「普通」だと特に大きな疑問も持たなくなっています。

それが良いとか悪いとかではなくそんな相手に自分と地元の未来を託すなんていう無謀なことは絶対に止めましょうという話。あなたがそこにいくら不満を覚えようと、結果損するのは一方的に期待してしまったあなただけになってしまいます。

あなたが動けば地方(地元)は変わる

150415022548 2マカンコウサッポウゥゥゥゥウウウッ!!!!

ツマラナイ地方の現状を変えるために必要なのは学歴や学校の勉強の出来ではありません。仕事のキャリアでもありません。

資格を持っているかどうかも、会社で口うるさく言われるビジネスマナーやコミュ力・人間力を備えているかどうかも大した問題ではありません。

最低限必要なのは、ダサくてイケてない地元の現状に耐えられないくらいの違和感を持ち

なんか面白いことやってやりたい!!

と心の底から思える気持ちだけです。

「ミンナと違う」は地方を救う才能

大事なコトなので何度でも言いますが、これからの地方を面白く出来るのは間違いなく世の中のシガラミ身の回りのオトナ社会のツマラナさに強烈な違和感を得ることが出来る地方の若い世代です。

更に言うと。

みんな勉強してるけど勉強出来ない!みんな就活してるけどそんなのヤダ!のように周りとちょっとズレた人こそ、これからの地方を面白くしてくれるのに向いていると言えます。理由はここまで散々話してきた通りで「みんなが慣れてしまうような違和感に、自分だけは正直でいれているから」です。

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単純にやる気がないという場合はちょっと違いますが、そこに何かしらやってやりたい!という想いがあり、世の中に対する怒りや不満、強烈な違和感があるならそれは「才能」以外の何者でもありません

勉強出来なくたっていいじゃないですか。
変なヤツ呼ばわりされたっていいじゃないですか。

あなたが今抱いている至極素直な感情は、みんなにはないセンスであり間違いなく才能です。ハミダシ者こそ面白くしていけるこれからの地方のために、是非存分に力を発揮してください。

上京より、断然「地方」が面白くなってきた

最後に「地方と仕事」に関する話を少しだけ。

少し抽象的な話になりますが、都心部では既に成熟しきって面白みにかけるビジネスでも、地方では「そもそもその仕組み自体が存在しない」なんてことは往々にしてあります。もちろん同じことをやったら上手くいくなんてことではないし、そもそも同じことをやる必要はありません。

でも確かなのは、地方は今あらゆる要素に「改善の余地」があり「やりよう」があるということ。これは実際に僕が地方にいて強く感じることなので間違いありません。

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これだけ不況、就職難と言われてる時代にどこから手をつけて良いか迷う程のブルーオーシャンが広がっているのが地方の実態です。でも残念なことにそのことを多くの地方出身者がまだ十分に理解出来ていません。

上京しなきゃ楽しくない・就活しなきゃ仕事に就けない・田舎じゃ食っていけないなんて時代はそろそろ終わりかけていることに、是非若い方は早く気付いてほしいなと思います。

「いつか誰かが」ではなく「今自分が」

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これからの地方は「あなた」が作る、
あなたが動くからこそ地方は面白くなる。
むしろそうでしか地方は変わり得ません。

特別なスキルや資格が必要な訳ではなく、大事なのは違和感と向き合い「面白そう!」「やってみよう!」と動けること。まずはそれだけで十分。気持ちに正直な方を向かって歩けてさえいれば必要なものは後から付いてきます。

そのためやってほしいのはいつか叶えたい壮大な夢を語ることではなく、どんなに小さくてもいいから自分の気持ちに正直な方向に、何か一つ「今」確かに行動してみること

そして何より若い方に覚えておいてほしいことは、今は「これからの地元は自分たちが作る!!」のようなそんなワクワクしてしょうがないことを自分の仕事に出来てしまう時代だと言うことです。色々ダラダラと話しましたが、どうかこのことだけでも頭の片隅に置いて頂けると幸いです。

それじゃ今回はこのへんで締めようかなと思います。
長文駄文に最後までお付き合い頂きありがとうございました。

ではではこのへんで。Qtaroでした。

ABOUTこの記事をかいた人

カマダダイスケ / Qtaro

秋田県在住のフリーランスWeb屋。CLOCKNOTE(このサイト)の管理人。Web制作業の傍らこのサイトの運営を通じて地元秋田の良さを全国に届けていくための取り組みをしています。取材希望・各種ご相談はお問い合わせよりメールにて承っております。お気軽にどうぞ!