CLOCK NOTEをご覧の皆様おはこんばんちわ!アリマックス(@chesmin2009)です。
わたくしお酒が大好きで、ビールに焼酎、ウイスキーや泡盛とお酒だったらなんでも大好きなのですが、最近めっぽうはまっているのは日本酒なのです。
秋田のグルメ調査員としては、秋田の日本酒なんかも飲んでみたいなぁと思っていたところ、CLOCK NOTEの我らがQtaro編集長から日本酒が届いちゃいました!(心の中でガッツポーズ)
という訳で、今回の秋田グルメ調査は秋田の日本酒である「雪の茅舎(ゆきのぼうしゃ) 純米吟醸」をご紹介したいと思います。
秋田で100年以上続く老舗酒蔵「齋彌酒造店」
まずは今回ご紹介する雪の茅舎 純米吟醸を作っている秋田県由利本荘市にある酒蔵、齋彌酒造店(さいやしゅぞうてん)をご紹介したいと思います。
齋彌酒造店は明治35年(1902年)に創業されてから100年以上続く歴史があり、全国新酒鑑評会では平成に入って13回も金賞を受賞をしている、歴史と実績を兼ね備えた秋田が誇る酒造です。
こだわりは「米づくり」から
日本酒造りの為に手を抜かない「齋彌酒造店」の一番感動したところは、ただでさえお米の美味しい秋田県であるにも関わらず、日本酒の製造に適したお米「秋田酒こまち」を杜氏や蔵人自ら手作りしているというところです。ちょっとやりすぎですよ!大丈夫ですか?
心配になっちゃいますけどその日本酒への情熱、シッカリ私の胸に刻まれました。
また「三無い造り」と言われる製法は、通常の日本酒の製造過程である、櫂入れや濾過といった行程をあえて行わない事で、最高の日本酒を作り出しています。
【櫂入れをしない】
酵母の働きにまかせて、長い時間をかけてじっくり醸された酒には、まろやかで豊かな風味があります。【濾過をしない】
厳選した原料米をゆっくりと半分ほどまで磨き、醸して搾られた酒は、そのまま加工されることなく蔵出しされます。【割り水しない】
搾った酒は、水を加えられることもなく、醸された旨み成分がそのまま盃に注がれます。
雪の茅舎 純米吟醸 スペック
こちらが、齋彌酒造店こだわりの日本酒、雪の茅舎 純米吟醸です!
簡単に雪の茅舎 純米吟醸のスペックを。
- 種類:純米吟醸
- 原料米:山田錦 秋田酒こまち
- 精米歩合:55%
- 日本酒度:+2
- 酸度:1.5
- アルコール度:16-17%
日本酒度が+2となっているので「やや辛口」ですが、私にとっては上品な甘口に感じました。
甘口でフルーティーな香り、なのに後味スッキリ!
まずはお猪口を口元へ持って行った時にふわっと広がるフルーティーで芳醇な香り。
この香りを確認した段階で、「あっこれ絶対うまいやつだ」と確信しました。
口へ含むと甘みとほのかな酸味を感じて、舌も喜んでいます。目を閉じれば思わず浮かんでくる……蔵人たちが稲を植えている姿が……。
甘みをしっかり感じる事ができるのにベタベタした感覚はなく
後味は予想以上にシャープネス!
日本酒は断然辛口派の私ですが、この芳醇な香りと甘さはとても良いです。
常温と冷酒で味わいがガラリと変化
ふと思い立って、常温と冷両方でテイスティングしてみたのですが、これが大正解。
飲み方によってかなり分かりやすく表情が変わりました。
常温:フルーティな香りとまろみを楽しみたい方向け
冷酒:シャープな後味を楽しみたい方向け
私は個人的に常温で、フルーティーさを存分に味わうのが好きですね。
飲み手やシチュエーションを選ばないバランスの良さが◎
ちょうど仲間とお花見をする予定があったので、持って行って何人かにテイスティングもしてもらいました。
- めっちゃうまい!
- フルーティで女性も好きそう!
- バランスがいいのでどんな料理にも合いそう!
フルーティーなので、女性向けというのはとてもよくわかります。どんな料理にも合いそう!ってのはナイスコメントすぎてちょっと悔しいですね……。たしかに甘さ・辛さとフルーティーさのバランスがいいので料理にもよく合いそうです。
まとめ
というわけで、本日の秋田グルメの調査は齋彌酒造店のこだわりの日本酒、雪の茅舎純米吟醸をご紹介しました。
辛口派でも甘口派でも、女性でも気軽に楽しめる門戸の広さをもちながら、飲んでみたらそのこだわりを実にストレートに感じることができる素晴らしい日本酒でした。
お花見に持って行っただけなのに、ウマイウマイ!とみんなが言ってくれるのでなぜか私も嬉しい気持ちになりました。
チヤホヤされたいみなさんは、何かの集まりの時にでも、持っていくと喜ばれると思いますよ。
気になった方はぜひ、秋田の日本酒の底力飲んで実感してみてください。
それでは今回はこの辺で、アリマックス(@chesmin2009)でした。