価値ある伝統をリノベーションし伝えていく。〜あきた舞妓事業代表「水野千夏」さんの講演に感じた覚悟

CLOCK NOTE管理人のQtaroです。

やっと見れましたあきた舞妓

昨日7月11日(土)、「会える秋田美人」をコンセプトに秋田美人の産業化に挑む株式会社せん代表取締役「水野千夏」さんが秋田市内で開催される講演会(2015年度 第45回 秋田ブロック大会 in 秋田)に登壇されることを知り、開催会場である秋田駅隣接施設アルヴェにお邪魔してきました。

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講演会は水野さんのお話の他に「あなたは秋田が好きですか?〜秋田を守り 秋田を活かす〜」をテーマに、計4名の女性パネラーとコーディネーターによってパネルディスカッションが行われ、最後に舞妓さんたちの踊りが披露されるという構成。

まずは代表の水野さんのお話からスタート。株式会社せんの名前に込めた想いや舞妓事業に関することを真剣に語りつつ、要所でジョークを交え「今笑うとこですよ!」と会場内の笑いを誘う場面も。

20代ながらすっかり「女将」の佇まい。素直にカッコイイです。

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この後パネルディスカッションを挟み、そして肝心のあきた舞妓。
生で見させて頂いたのは初めてだったんですが、いやぁー良かったですね。なんだか見てて胸が熱くなりました。

特に個人的に印象に残ったのは「千緒花(ちおか)」さん。

冒頭一人で踊りを披露されたんですが、僕が彼女を最初に知ったのは人前で踊りを初披露したというこちらの動画でした。

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それが今やこの佇まい。

こんなことを言ってはご本人に怒られるかもしれませんが、すっかり立派な舞妓さんです。

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踊りの技術だけではなく、人前で芸を披露することへの意識の持ちようにも大きな変化があったんだろうなということが素人目にも感じられます。

もちろんこの後三人揃っての踊りも素敵でした。
(向かって左から「千代鈴(ちより)さん」「千緒花(ちおか)さん」「千乃葉(ちのは)さん」)

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あきた舞妓事業を運営している株式会社せんを水野さんが設立したのはわずか一年前のこと。

しかしステージ上の代表の水野さん、踊りを披露された舞妓の三人からはその期間を感じさせないくらい堂々とした雰囲気を感じました。それはやはり彼女達の想いの強さと、確かに一歩ずつ積み重ね歩んできた経験がそうさせているんだろうなと思います。


かつて秋田の歓楽街を賑わせていた伝統芸能「川反芸者」は今、彼女達の手によってリノベーションされながら”新しい秋田の魅力”として伝えられ、定着しようとしています。

「まだここから、もっと先を見ている。」

そんな想いを眼差しから感じずにはいられません。

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まだまだ彼女達の勢いは止まりそうもなさそうです。

良い講演会でした。短いですがこのへんで。

ではではー。




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