はじめまして、そうすけ(@sosuke14jp)です。
今回よりCLOCKNOTEのグルメレビュー専門ライターとして、ときどき記事をかかせていただくことになりました。
普段はスマートフォンなどのいわゆる「ガジェット」をパシパシ撮影しながらよだれを垂らしている私。しかしここCLOCKNOTEでは、その対象を「秋田ゆかりのグルメ」に置き換えてレビューしていきます(じゅるり
さて気を取り直して。初回となる今回は「秋田の名物は?」と聞かれて真っ先に思い浮かぶ方も多いであろう「いぶりがっこ」に関連する商品をいくつか試させていただきました。
ヨダレをすすりながら(しつこい)、はりきってレビューしていくことにします!
大根だけじゃない!?実は色々あるいぶりがっこ関連商品
「いぶりがっこ」と聞いてなんとなく「ああ、秋田の!」と思いましたが、実は私、いぶりがっこに関してはそれほど事前知識がありませんでした。
ぼんやり持っていたイメージとしては「つけもの」「大根」「いぶり……スモーク?」程度。
そんな中、今回試させていただいた一つ目の商品がこちら。
これはイメージ通り「いぶった大根っぽい漬け物(っぽい食べもの)」といった感じです。
パッケージの裏をチェックしていたところ、いぶりがっこの説明を見つけました。
読んでみると、いぶりがっことは 大根を吊り下げて燻りながら干した後、ぬかに漬けて出来上がったたくあん といったもののようです。一般的な漬け物と比べると、干す工程で燻るという点が違うポイントのようですね。
パッケージから中身を取り出したら、切ってそのまま食べられるとのこと。
実際に切ってみる
ということで早速まな板の上に取り出してみました。
こうしてじっくり観察してみると、燻った外側は褐色気味に染まっていますが、中はよく知るたくあんとさほど変わらない気もします。
【豆知識】いぶりがっこは燻んだ色合いの方がおすすめ!?
いぶりがっこというともっと鮮やかな黄色の見た目を想像される方も多いと思うのですが、そういった発色が良いものは着色料や保存料が含まれていることがほとんどです。もちろんそれが悪いということではないですが、味に拘っていると謳っている商品では着色料等はほとんど使われていません。いぶりがっこは燻んだ色合いが自然なので、特に見た目を気にしないご家庭用途であれば上の写真のような見た目で評判の良い商品を選ぶのがおすすめですよ!
// 管理人Qtaro
こんなのもある!人参バージョンのいぶりがっこ
そして併せて送っていただいたのが 人参いぶり とパッケージにかかれた、人参バージョンのいぶりがっこ。
大根だけじゃ……ないんですね……(驚)
こちらもそのまま切って食べられるということで、まな板の上に。褐色じみた外観はワクワク感(と少しの不安感)を駆り立てます。
断面はいたって普通の人参。ただ大根に比べると人参は元の色が強いぶん、漬けても色味はそれほど変わらない様子です。
ざくざくスライスしてみましたが、こうなるともう、見た目はスライスされた普通の人参と変わりませんね。
いざ実食!意外にも味は濃過ぎず単品でも楽しめる!
じゃんっ! 盛りつけてみました。
まずはシンプルなら大根のいぶりがっこから食してみることに。
こちらは口の中に入れるとまず、燻られて染みこんだ風味が口から鼻へすーっと抜けていきます。ぶわーっと強く広がるというよりも、ほどよくといったところ。
食感は普段からよく食べているたくあんとさほど違いませんが、その独特の風味も影響してか、甘さ控えめ、香ばしさマシに感じます。漬け物らしいシャキシャキとした食感も楽しめて美味しいです。
一般的につけものはしょっぱい、あるいは甘いといった感じで喉が乾きやすい印象がありますが、この点いぶりがっこはやや控えめ。もちろんご飯のお供としてもおいしく食べれますが、いぶりがっこ単品でも楽しめる印象。
おすすめ!簡単で美味しい居酒屋メニュー「いぶりがっこクリームチーズ」
先日居酒屋でいぶりがっことクリームチーズを合わせたメニューがあったことを思い出し、せっかくなので再現してみることに。
一般的にはつけもの+チーズというと言葉を失いそうですが、燻るという工程が加えられていることで、食べてみると予想以上に違和感がありません。というか美味しい。うまい。
チーズもスモークして食べますし、相性がよいということですね。クリームチーズを買ってきて、適度な大きさに切って添えるだけ、と非常に簡単に楽しめるオススメの食べ方です。
人参いぶりは不思議な味わい。我が家の評判は上々
そして気になる人参いぶりですが、こちらは大根に比べると人参の味がしっかりと残っています。シャキシャキとした食感と燻った風味は大根同様に楽しめ、加えて人参の甘みも感じられる、少し不思議な感じ。
ちなみに我が家での評判は上々でした。
これぞ変わり種!いぶりがっこのタルタルソース「燻-Kun」
そうそう、ストレートなぶりがっこだけでなく、変化球的な、ちょっと変わった商品も送っていただきました。それがこの「いぶりがっこタルタル」。
「へ?タルタル?」と口に出してしまいそうになる、とても不安な感じですね(汗)
商品自体はタルタルソースに混ぜる具材としてみじん切りにしたいぶりがっこを使ったものです。ラベルを確認してみると「名称 タルタルソース」とあり、原材料名では2番目にいぶりがっこが並びます。
蓋を開けてみると、見た目はなんの変哲もないタルタルソース。
スプーンですくってみても、特に変わった様子はありません。黒っぽい具材がいぶりがっこであることくらいはなんとなく目で確認できます。
シャキシャキ食感が絶妙!サクサク揚げたてフライと相性抜群!
アジフライに乗せてみると……
これは!!!(確信
実際に食べてみるとこちらは思っていた以上に燻った風味が主張せず、タルタルソースの風味もしっかり楽しめます。むしろ特徴といえるのは、みじん切りにして入れられたいぶりがっこの食感。
普通のタルタルーソースも野菜のみじん切りが入っているので食感は感じます。が、いぶりがっこタルタルはより強い「シャキシャキ感」が楽しめます。
タルタルソースというと一般的にはフライ系に合わせて食べるかと思います。このいぶりがっこタルタルを合わせると、フライの揚げたてサクサクな食感とともに、いぶりがっこのシャキシャキとした食感もミックスされて、何かとても幸せです。
燻りの風味が強すぎるのは苦手な方にもおすすめ
私自身、食感が楽しめる食べ物が好きということもありますが、個人的には普通のタルタルソースよりこのいぶりがっこタルタルのほうが好みに感じるくらい魅力的に感じ、気に入ってしまいました。
おそらく燻りの風味が苦手な方でも、このいぶりがっこタルタルであれば比較的食べやすいのではないでしょうか。
まとめ:いぶりがっこの楽しみ方は無限大!
というわけで今回は秋田の名物である漬け物「いぶりがっこ」のグルメレビューをお届けしました。
単品でお酒のつまみに、ご飯のお供に、ソースなどの具材に、といった感じで幅広く楽しめる点がいぶりがっこの魅力であり面白さでもあるのではないでしょうか。
漬け物というと風味も様々ですが、クリームチーズと相性のよいというのも珍しいポイントといえると思います。
なお今回試した商品の中で私個人のイチオシを挙げるとすれば「いぶりがっこタルタル」です。
これ本当においしいですよ!
紹介した3つの商品は 秋田県物産振興会楽天市場店 から購入できます。興味がある方は、ぜひチェックしてみてください。
次回は何を試せるのか。ワクワクしながら待つことにします。それではまた!