CLOCKNOTEをご覧のみなさん、こんにちは。そうすけ(@sosuke14jp)です。
気がつけば2016年ももう6月。気温も上がり段々と暑くなってきましたね。こうなってくるとより美味しく感じるもの…ありますよね?ありますよね?そう、ビールです!!
お酒を飲む時は基本おつまみは何か欲しい派な私ですが「ちょっと試してほしいものがあるからのみすけそうすけさんぜひ!」と編集長に送っていただいたのが「かりっとわかさぎプレミアムチーズ」と「牛たんジャーキー」。名前だけ聞いても実にお酒によく合いそう。
今回はこの2商品をまとめてレポートしていきます。さて、実力は如何に。
カリッよりもむしろ「ふわっ」な食感のわかさぎチーズ
まずは「かりっと」という響きから想像する食感が楽しみな「かりっとわかさぎプレミアムチーズ」から。プレミアムを謳うだけあり、パッケージもやや高級感のある印象。
秋田・八郎潟産のわかさぎとデンマーク産カマンベールチーズを組み合わせた商品とのこと。
保存は直射日光や高温多湿を避けて冷暗所にとありますが、送っていただいたタイミング(4月中旬)を考えても、賞味期限はぼちぼち長め。まとめて購入しておうちに常備もしておけそう。
パッケージには簡単に開封できる切り込みが入っています(前回のことがあるので私ははさみを使って開けましたが)。
開けて中を覗いてみるとわかさぎがびっしり。そして少し遅れてカマンベールチーズの香りがほのかに鼻へと届きます…。
あぁ、このままずっと嗅いでいたい……。
話が先に進まないので、嗅ぎたい気持ちを抑えお皿に移しました。
しっかりと揚げられた上で粉状のカマンベールチーズまぶしてある様子が見てとれます。
大きさはおつまみで食べるフィッシュアンドアーモンドのフィッシュより、一回り大きい程度。手で摘んでみるとフライの油っこさはさほど感じませんが、カマンベールチーズでややペトペトとはします。
食べるときはおしぼりなど用意しておくとよいでしょう。
チーズの風味がかなり強め、ふわふわした繊維の食感が楽しい
さてお待ちかねのテイスティングタイム。
食感は「かりっと」よりも「ふわっと」に近いやわらかさ。しっかり揚がっているので「かりっと」も合っているのですが、食感はあくまで「ふわっと」がより適切といえそうです。
パッケージの封を開けた際に感じたチーズの風味はやはりしっかりと効いており、口の中にいれるとほのかにカマンベールの香りが。そして一噛みすると、その風味が一気に口の中から鼻への伝わります。チーズ好きにはたまらないでしょうね。
チーズの風味(インパクト)が強いこともあり、もともとシンプルなわかさぎの味はさほど感じられません。ただわかさぎの食感はきちんと残っており、フィッシュアンドアーモンドのフィッシュのようにガチガチを噛み砕くのではなく、中のふわふわとした繊維もしっかり楽しめる商品。
プレミアムと分かっていても、お皿に広げず袋に手を入れながら貪るとすぐになくなってしまう気がします。まあお皿に広げてもすぐになくなってしまったんですけどね。
ちょっと良いお酒と併せたい上品な牛たんジャーキー
お次は牛たんジャーキー。
宮城県出身の現宮城県民ですが、日常において牛たんを食べる頻度は正直高くありません(私だけ?)。でもビーフジャーキーは大好きなのでよく食べます。というわけで開封前から楽しみにしておりました。
パッケージはいたってシンプル。味付けは「和風醤油だれ仕込み」とのこと。
早速パッケージを開けてみると、バラバラっと大きめに切られたジャーキーが登場します。
厚みは標準的~やや薄めといったところ。肉を引きちぎってワイルドに食べたい!という方は少し物足りなさを感じてしまうかもしれません。
こちらもお皿に盛り直し。
牛の舌って人間の舌とは形状が異なり、筒状(円錐に近い形状)にながーく伸びているんですよね。このジャーキーは形状的にその舌を斜めにスライスしている感じですね。
改めて手にしてみても、一枚一枚はそこそこ大ぶり。薄めにスライスされている分、やや固めの印象を受けます。
また写真を見ての通り、たまに脂のかたまりがついているのがわかります。食べる前の印象としてはやや油っこさそうかな?というところ。
手で裂いてみると、裂き口はしっかりと繊維が残ります。ビーフジャーキーはこの繊維が噛みごたえに繋がり、それが最大の魅力ともいえますからね。その点は期待出来そうです。
味付けは意外にもあっさり。スパイス感はなく上品でマイルドな味わい
実際に口にしてみて少し意外だったのは、一般的なビーフジャーキーと比べるとかなりあっさり目の味付けになっているということ。先ほどの脂のかたまりが付着していた部分も、思っていたほど油っこさがありません。
味付けは醤油ベースで、胡椒などスパイスによるパンチはほぼ感じません。
一般的にスパイスがしっかり効いたビーフジャーキーは切れ味のあるガツンとしたビールに合うイメージがあるかと思いますが、この牛たんジャーキーはどちらかと言うとコクのあるプレミアム系のビールと合わせたい感じ。
ビーフジャーキーにピリッとしたスパイスや繊維の多さを求める人にはやや物足りないかもしれませんが、お肉自体の風味を楽しみたい人にはオススメできそうです。
ビールのアテとしてガシガシもしゃもしゃ食べるというよりも、ゆっくり落ち着いて上品に召し上がりたい1品といえます。
まあ私はこちらも気がついたらすぐになくなってしまったんですけどね。
相性抜群!さっぱりとした甘さで飲みやすい刈穂「六舟」
「お酒のつまみだから、秋田のお酒も入れておきますね!」という編集長の粋なはからいで同梱されていた「刈穂 六舟(かりほ ろくしゅう)」。
わかさぎとジャーキーと合わせて頂いたところ…これが相性抜群。
「刈穂」といえば秋田の日本酒として多くの方がイメージする代表的なお酒だと思いますが、この六舟は同じ刈穂の中でも個人的に特に飲みやすいと感じました。
アルコール度数は15度と一般的な日本酒と変わりません。
おちょこに注いでみたところ。とても透き通った色をしています。
口に含んでみるとフルーティーさを感じつつ、とてもさっぱりとした風味。辛さはさほどなく、どちらかというとほんのり甘い。日本酒のアルコール度数を感じさせない、やさしい飲み口が魅力的です。
「日本酒があまり得意ではないけれど、飲みやすいものがあればチャレンジしてみたい!」なんて方には鉄板のひとつとしてオススメできるお酒ではないかと感じました。
日本酒が好きな私の場合は当然のごとく、気がついたらなくなっていましたがね。
まとめ:ちょっと良いお酒と合わせたいプレミアムなおつまみ
今回はまとめて2つ(+α)のレポートとなりましたが、いずれも試してみて感じたのは「プレミアム……なんだけど、気がついたら無くなっている危険性が高いくらい手が、口が進む」ということ。
わかさぎチーズはカマンベールチーズらしい濃厚なチーズの風味。一方牛たんジャーキーは一般的なビーフジャーキーよりも控えめな上品な味わいが特徴的でした。
私自身塩気のあるものだったりスパイシーなものが好みなので、このあたりは必ずしも万人受けするものではないと思いますが、個人的にはいずれもオススメできる1品と感じました。途中でも話した通りビールならプレミアム系なものと併せてゆったりと食べてもらいたいですね。
またもともとは併せて紹介する予定がなかった日本酒「刈穂 六舟」ですが、わかさぎチーズや牛たんジャーキーと併せて頂いたところ相性が抜群でした。
特にわかさぎチーズを食べた直後に刈穂 六舟を口に含むとお酒とチーズの風味が一気に口の中を覆い尽くします。この風味だけで酔っぱらえる、そう思うほど見事なコンビネーションでした。
このあたり2商品とも上品なお酒と相性がよいプレミアムおつまみと言えそうです。
もしいずれかの商品に興味を抱いたのであれば、個人的には今回紹介したおつまみとお酒のセットで楽しむことをオススメします。
それでは今回はこの辺りで。次回もお楽しみに。そうすけ(@sosuke14jp)でした。