【学生必見】就活でもいきなり起業でもない第3の道!?農耕型スタートアッププロジェクト「おこめつ部」がイベントを開始

おこめつ部 | 農耕型スタートアップ・プロジェクト

就活」と言われてもどうもピンとこない。じゃあ「起業」…?
でも起業ってなにから始めたらいいの?自分にも出来るの?まぁ自分には関係ないか…。

就職氷河期なんて言葉は以前ほど聞かなくなったように感じますが、それでも若い世代の「社会進出」へのネガティブイメージや、働くことへの抵抗というのは相変わらず強いように感じます。

そんな中、秋田県五城目町に支社を構える株式会社ウェブインパクトが「農耕型スタートアップ」というやや聞きなれない言葉とともに「おこめつ部」というプロジェクトを先月9月に始動しました。

参考おこめつ部 | 農耕型スタートアップ・プロジェクト

先日秋田市で行われた9/22(木)オープニングイベント「耕起」に筆者もお邪魔させていただいたので、今回はそのときの様子と合わせて「おこめつ部とはなんぞや」を簡単にご紹介。

こめつぶ?農耕型?農家の起業の話かなにか…?

いえいえ全然違うんです。

「就活と言われるとなんだか正直気が重い・・・」
「起業って全然イメージが湧かない。自分でも出来るの?」

そんな考えをお持ちの学生の方は、是非この機会に「おこめつ部」チェックしてみてください!

「おこめつ部」ってなんだ??

おこめつ部 秋田発!農耕型スタートアッププロジェクト

おこめつ部 | 農耕型スタートアップ・プロジェクト

おこめつ部は2016年9月にスタートしたばかりの秋田発「ビジネスをつくる部活」とも言える10代〜20代の若い世代を主な対象としたスタートアッププロジェクトです。

「農耕型スタートアッププロジェクト」というのは農業限定のスタートアップということではなく、お米を育てるようにじっくりと事業家を育てるプロジェクトということ。

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「起業」と聞くと多くの方は意識高い人がイバラの道を突き進んだ後に一部の人が成功するものとイメージがされると思いますが、おこめつ部の推奨する起業はそうではありません。

現状起業意思がない人にも起業を身近に感じてもらい、必要なスキルや考え方をメンターのサポートの元学び、そして事業創出を体験・実践する機会を与えていく

メンター(専門家)による丁寧なサポートを行いながら、自身のアイデアを形に出来る人材や、地域社会に貢献する事業家排出を目指す。

それが農耕型スタートアップのアプローチであり、おこめつ部プロジェクトの目的となります。

農耕型 と 狩猟型 スタートアップの違い  おこめつ部お米を育てるようにじっくりと起業家を育てる「農耕型」

第1回「耕起」オープニングイベントは2会場で開催

おこめつ部 イベント会場|国際教養大学(秋田市雄和)9/22 おこめつ部「耕起」会場:国際教養大学

先日9/22の最初の「耕起」イベントは秋田市雄和にある国際教養大学秋田拠点センターALVEの2会場で開催。

当日は学生から社会人まで幅広い世代の方が参加。

日中開催の国際教養大学会場では同大学の学生を中心に30〜40名程、夜に行われたALVE会場では社会人から高校生まで幅広い世代が集まり20〜30名程の参加となりました。

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起業家育成のプロによる体験談・事例紹介

9/22のイベントではおこめつ部の簡単な説明の後、農耕型スタートアップの提唱者でありメンターとしてプロジェクトに参加されているGOB Incubation Partners(株)代表取締役社長 山口高弘さんによるプレゼンがスタート。

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スタートアッププロジェクトのプレゼンというと「何だか難しそう」「敷居が高そう」そんなイメージがあるかもしれませんが

全くそんなことはありません

起業に関する話の中に、山口さんの幼少期のエピソードやはじめて事業を起こした際の経験談、笑い話が交えられ、参加者もリラックスして話を聞けている様子が伺えました。

筆者も取材中話を聞かせてもらいましたが、山口さんの幼少期の話は良い意味で(?)ぶっ飛んでいるので、個人的にもぜひ会場で実際にお話を聞いていただきたいところです(笑)。

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農耕型で若い世代のオリジナリティを開放していきたい:メンター山口さんの想い

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山口さんが代表務める会社GOB Incubation Partnersでは山口さんがコーチとなり、多くの若い世代が社内で起業する形で事業を起こしているのですが、耕起イベントではそのうちの一人、同社の社内起業家としてCEOを務め新規事業開発に携わる中山友貴さんによるプレゼンも聞くことができます。

学生時代に事業を立ち上げるに至った経緯や現在の中山さんの取り組みの話は同世代の学生の方にもきっと刺激になるので、ぜひ多くの学生に聞いてほしいところですね。

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追記:10/6
公開当初、中山友貴さんの表記に誤りがありました。訂正してお詫び申し上げます。

就職活動や従来からある起業では若い人の「個性」が活きずらい

ちなみに、この「農耕型」というアプローチを山口さんが若い方に推している1つの理由として、現在の「就職活動」や従来からある「起業」の形への問題意識が関係していることも、ご自身の口から説明がなされました。

大人や社会から求められるようなものに合わせるような「就職活動」では若い人の個性が活きない。かといって従来からの「いきなり起業」のような形ではリスクが高すぎる

個々の持つアイデアやオリジナリティを活かし、それを無理なく事業にしていくためにも、「就活」でもない従来からイメージされている「起業」でもない農耕型スタートアップという第3のビジネスキャリアを薦めている、といった趣旨のお話でした。

このあたり、今も昔も就職活動がしづらく社会進出への窓口・選択肢が狭くなりがちな地方の方はすごく共感できる考え方ではないでしょうか。

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アイデア創出のプロセスや手法、そして起業家に必要なマインドを学ぶ

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耕起では導入の内容となりますが、実際に起業家がどういう思考でその事業を創出するに至るのかといった話やその手法についても説明がされます。

アイデア創出手法の解説では自身の体験談や実例を豊富に交え丁寧に解説。

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著名な実業家にヒット商品を生み出せた理由を尋ねた際に「マーケティングを行わなかったこと」と回答された経験や、自身がコーチをしている若い起業家たちに共通する「市場がどうこうではなく、皆自分が作りたいものを作っている」という例を挙げ

「ビジネスは誰かのために作ることが大事」
「『この人を助けたい!』と思ってはじめることが重要」

と、単純に手法だけでなく、事業家として持つべきマインドや、事業を成功させるために必要な考え方などについても自身の考えを示し、参加者の関心を生んでいました。

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ワークショップで実践。アイデアを生み出すためのプロセスを体感

オープニングイベント的な位置づけの耕起ですが、イベント後半では実際に例題に沿ってアイデアを創出プロセスを体験するワークショップも行われます。

例題は数問あり、この日は問題ごとに数名が発表する形で実施。

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「自分のアイデアを公の場で語る」

というのは学生の方からすると多少恥ずかしさはあるかもしれませんが、普段なかなか話すことのない話題に対して真剣に自身の考えを説明をする、というのを仲間と一緒の場で経験するというのは、なかなか面白い体験だと思いますよ。

国際教養大学会場ではほとんどが同大学の学生の参加者でしたが、ワークショップの発表の際はやや緊張した面持ちながらも、仲間と一緒にイベントを楽しんでいる様子でした。

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別会場では高校生も参戦。真剣にワークに取り組みます。

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参加者から良いアイデア意見が出ると会場も盛り上がりました。

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起業って良く分からない!で全然OK。お申込はお気軽に

参加対象  おこめつ部

ちなみにこのおこめつ部ですが、イベントに参加したからといって必ずしも起業する必要があるというわけではありません。単純に

「起業ってどんな感じなのかちょっと興味がある」
「同じような志を持った仲間と交流を図りたい」

そういう目的での参加も歓迎とのことです。

事務局秋元さんも「起業と言われてもよく分からない。そういう若い人にこそイベントに参加してほしい」と気軽に足を運んでほしい旨をお話ししてくれました。

おこめつ部 ワークショップの様子

就活も起業も正直ピンとこない。

でも社会に出ることはなんとなく意識してるし、せっかくなら自分のアイデアを活かして地元や世の中の役立つ事業を立ち上げ、それを自分の仕事にしていきたい

そんな考え風に考えている学生さんは、仲間を引き連れておこめつ部に申し込みしてみるのも良いかもしれません。

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さいごに:おこめつ部事務局からメッセージ

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最後に、おこめつ部運営事務局秋元さんよりメッセージお預かりしてますので紹介させて頂きます。

この「おこめつ部」を通して、秋田県内の若者たち一人ひとりが、自分の想いを持って自らの道を切り開くという選択を後押ししたい、そう思っています。

だからこそ、現時点で起業に関心がなくても、スキルアップやモチベーションアップ、あるいは仲間づくりのために「おこめつ部」のプログラムを活用してほしいですね。

「耕起」を実施し、講師の山口さんの考えや提供するワークショップを体験した参加者の皆さんの感想を受けて、これが秋田の人に今まさに求められているものだということがわかり、さらにその想いが強まりました。

学生の方も社会人の方も、ぜひ山口さんの話を無料で聞けるこのチャンスをご自分のために活かしてもらえたらと思います。

// おこめつ部 事務局 秋元悠史

GOB社内起業家の中山さんは、大学時代「掲示板をスマホで見れるようにしたらみんな嬉しいに違いない!」そんな日常に潜む何気ない不便さに問題意識を持ち、自身のアイデアを形にするところから起業家としてのキャリアをスタートさせたと語ります。

おこめつ部 プレゼンの様子

「起業」と聞くと多くの方は自分とは関係ない遠い存在のように感じてしまうかもしれません。

でもそんな方でも、普段何気なく過ごしている中で「もっとこうだったらいいのに」と、身の回りのことに対するちょっとした疑問やそれに対するアイデアの1つ2つであればおそらく持っていますよね?

おこめつ部はそんなあなたのアイデアを形にする力を養う手助けや、起業家として巣立っていくためのサポートをしてくれる場と言えそうです。

おこめつ部 プレゼンの様子

「自分が起業なんて全く想像もしていませんでした(笑)」

数年後そんな言葉を口にするのは他の誰でもない。

決して大げさでもなく、そう

今これを見ている「あなた」かもしれません。

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直近開催されるイベントは10/7(金)最後の「耕起」、会場は秋田大学です。

この記事を見て「おこめつ部面白そう!」「イベントに参加したい!」と思った方は是非おこめつ部ホームページを一度チェックしてみてください。

おこめつ部  スケジュール 参加申込

この一歩で、あなたの人生大きく変わってしまうかも?

今回はこのへんで。ではでは〜。

取材協力:おこめつ部

おこめつ部 秋田発!農耕型スタートアッププロジェクト

(主催:秋田県 運営:ウェブインパクト

何が今起きているのか?秋田の辺境地、五城目町の刺激的変化を支える廃校活用オフィス「BABAME BASE」にお邪魔してきた

2016.08.03
おこめつ部 | 農耕型スタートアップ・プロジェクト

ABOUTこの記事をかいた人

カマダダイスケ / Qtaro

秋田市出身在住。フリーランスWeb屋・ブロガー・クロックノート運営管理人。2014年に東京からUターン。Web制作業の傍らこのサイトの運営を通じて地元秋田の魅力や課題を見える化すべくメディアを立ち上げました。取材希望・各種ご相談はお問い合わせより承っております。VALUはじめました!